富山湾や七尾湾の海毛虫について

富山湾や七尾湾の海毛虫について

海毛虫。なんであんなに気色悪いものが釣れるのかよくわかりませんが、富山湾や七尾湾では海毛虫がよく釣れます。

ゴカイやユムシの進化型のような生物です。

小さいユムシの表面に弱い毒を持つ毛がびっしりと生え、この毛を動かし、時に素早く泳ぎます。

海毛虫の天敵はワタリガニと聞いていますが、そのほかにもヒトデなども天敵なのではないかと推測しています。

海毛虫もワタリガニもヒトデも、砂地の海底に落ちている魚の死骸などを捕食します。

ヒトデやワタリガニは、海毛虫より素早くエサにたどり着きます。

また、ワタリガニは、海毛虫がいても長いハサミを用いてエサを横取りしているそうです。

いままでの経験からして、潮通しが悪くなり、ヒトデやワタリガニが居なくなると、海毛虫が大量発生します。

いつも釣りをしている漁港にも海毛虫はいるのだろうけれども、それよりも先にヒイラギやフグ、ヒトデがエサにたどり着くから、これらのものが釣れ、海毛虫が居ないように見えているだけと考えています。

とにかく、この海毛虫が大量発生するとアオイソメを使ったキス釣りやカレイ釣りは厳しくなります。

釣れども釣れども海毛虫という悲惨な状況になります。

だから、いつも行っている漁港などの水質や潮通しの変化には非常に気を使っています。

もし、海毛虫を釣ったことがない人は富山湾や七尾湾にお越しください。最高の、いや最低の出会いが待っていることでしょう。